2017年11月30日 (木)

故郷の山河

いつも長野へ行く時は、往路は浜松から名古屋へ東海道新幹線、そこからは中央線のL特急で長野へ行き、復路は長野新幹線で東京へ其処から浜松までは東海道新幹線を使っている。

往路で中央線を使うのは、専ら故郷の山々を始め田園風景等が楽しめる為。

復路の長野新幹線は、トンネルと遮蔽板にさえぎられ、浅間山を始めとする故郷の風景は瞬間景で物足らないが、瞬間でも見られるのが楽しみの一つ。Img_7172  東京からの列車からは、冠雪の富士山がよく見えた。

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2017年10月13日 (金)

金木犀

仄かに良い匂いが漂っている。そうだ、金木犀だ。
Img_7155_3Img_7156_3   

夕日さすいみじき角度金木犀     林 翔  
木犀の香に光年の夜空あり    工藤義夫

なにかと慌しい世の中、時には金木犀の香にゆっくりと浸ろう。

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2017年9月 4日 (月)

雑草のように

道を歩いていると、コンクリートの割れ目の針のような隙間から逞しく顔を出している雑草を見つけると嬉しくなる。褒めてやりたくなる。
Photo_2 いつも歩く道辺の、一軒の家の入り口に咲いている白い百合の花を見つけた。こんな所によくもまあ根を下ろしたものと其の逞しさに感心した。

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2017年7月25日 (火)

今朝(25日)座敷の網戸に油蝉が張り付いていた。

Photo_2 大方、生まれて間もなく、拠る木を間違えて人家の網戸にとまったのではないかと思った。内側から写真を撮っても動かない。暫くすると足が動いてわずかに移動を始めた。

家の外へ廻って背中から撮ろうと思ったらぱっと逃げた。そういえば眼は外側にあったから人間の近付くのに気づいて逃げたのだろう。
早く拠るべき木を見つけて鳴かないと短い一生が終ってしまう。

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2017年2月28日 (火)

立金花

「吟行に行きませんか」と句友に誘われ重い腰を上げた。

中々みんなの都合の良い時が合わなくて結局2月15日になった。枝垂梅には少し早いそうだが行く先は、私には始めての場所で掛川城を南方に臨む丘陵地帯で丘の裾には小流れもある。

枝垂梅は矢張り3部か4部咲きだったがそれでも結構綺麗で来た甲斐があった。Photo

こんなに集まって咲いている枝垂梅を見たのは始めてだった。空は極みなく碧く其の碧の中に花が融けこむ様だった。
枝が風のまにまに動くと空が動いているように見える。
段差の小さい階段を上ったり下ったりしながら梅園内をそろりそろりと歩く。梅の根元には黄色い可憐な小さい花が咲いている。

帰る時、其の可憐な花の鉢を買ってきて庭に下ろした。
花の名前は「立金花(りゅうきんか)」と言うそうである。

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2016年12月26日 (月)

冬紅葉

庭隅の楓の葉が光に透けて美しい。

毎年見ている筈なのに今年の冬紅葉は特に美しい。

Img_6842 同じ木を見ても見る方向、見る時間帯によって様相が全く違う。木々も人々に見てもらいたいと思っている時と方向を語り掛けているに違いない。

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2016年11月26日 (土)

行く秋

同じ想いを端的に表現した俳句がある。

行く春や旅を恋ひつつ家居して  三村純也

何時もそんな思いで気候のよい旅をしず仕舞いだった。
今年もその繰り返しになった。ただ秋の仕舞いの一日を行きつけの場所で秋を惜しんできた。
Photo 紅葉ももう終りで落葉で地面が染まっていた。
時々鳥が鳴き、風が吹くと又残り少ない葉を降らせていた。

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2016年10月29日 (土)

時が来ると

時が来ると知らないでいても花は咲いてくれる。

Img_6762_2 今年は金木犀は例年より10日ほど遅れて咲いた。芳香が漂っていて気がついた。
Img_6765 そして石蕗(つわ)の花が咲き出した。
四季の移ろいは人が気づかなくても確かに人に知らせてくれる。

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2015年9月29日 (火)

金木犀

今年も、我が家の庭に金木犀の香が漂っている。

前にも書いたように今年も夏の暑さが酷かった影響か、9月のうちに咲き揃った。

1509_2 香の盛りは過ぎたようだが、もう暫くは楽しみたい。

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2015年7月31日 (金)

青胡桃

信州の山は涼しい。

日中の屋外は矢張り暑いが、空気がからっと乾いていて日陰へ入ればすうっと汗が引く。
夕方はまだ暑さが残って居るが、朝方は一枚羽織る程だ。
Photo Img_5978

青胡桃が葉陰に一杯見えていて、夜など時折屋根に落ちる音がする。
胡桃の木の葉の一部には既に秋色が滲んでいて、時々はらりと夏落ち葉が落ちる。季節の移ろいに自然は敏感だ。
Img_5974 
生まれたての蝉が地面に居るのも山の風景だろう。

蝉といえば、日中みんみん蝉や蜩の鳴き声で山は膨れるようだ。
信州の田舎に生まれた者にとっては、久しぶりに聞くみんみん蝉は懐かしい。それ以上に蜩や、八月に入ると鳴き始める法師蝉は一層懐かしい。

今、信州は蝉の世界になっている。

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