2011年2月15日 (火)

トランジスターラジオ

今時、トランジスターラジオなどと言うと黴の生えた感じになるが、まさしくその黴の生えた様なラジオが、今まで我が家でれっきとして使われてきた。先に電子手帳を書いた時も、「なんと物持ちの良い人」とコメントを入れていただいた経緯もあるが、今度のラジオはもっと年代物だから、電子手帳よりもっと物持ちが良い代物だ。

商品名は、「Hitachi 3Band Transistor Radio」とあり、品番はWH-817とある。AM、SW1,Sw2の3バンドで(当時はFMはまだ普及されていなかったし、SWが相当幅を効かしていた時代でもあった)、この数十年間は専ら家内の手遊びのお相手として愛用され現在に至っている。
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写真上左は皮のケースをまとったものでこの状態で聞いている。右はケースを外した本体である。
3 又、上の写真はその内部の構造を撮ったもの。

サイズは、幅20cm、高さ12cm、厚さ5cmで、重さはケース無しで1.3kg、ケース付きで1.4kgと中々この種の製品としては重厚感がある。

購入したのは昭和36年(1961)5月頃。丁度半世紀を経て今まで健在で、兎に角音質が良く、音楽番組も比較的聞ける製品でもあった。何回か落としたことがあったがびくともしなかった。最近では1日5~6時間ぐらいは使っていた筈で、そう考えると使用時間の累計は相当な時間になるに相違ない。それにも拘わらず故障は殆どなく多少ガリオームが出た程度である。使用方法は大きさや重さの関係もあって机上に置いて使うことが多かった筈であるが、それにしても結果的には、設計技術や生産技術上の耐久テストの実証をした結果にもなる。
但し経営方針との関係で現在の経営とのマッチングと言う点では議論があるかもしれないが基本的には信頼性の実証結果になったと思う。

しかし矢張りこの2,3日、回路のどこかの接触不良か時々音が途切れたりするようになった。ラジオは聞きながら出来る仕事もあるので、TVとは違った効用があるので、主な部屋には置いてある。

それにしてもこんな製品が今時あるという事を知って貰いたい。そして良心的経営と商品技術との関係にも思いを致したいものと思って取り上げた次第である。

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2008年10月20日 (月)

計算尺

机の引き出しの隅に、何十年も前に使った計算尺がひっそりと納まっている。今では滅多に見られなくなった懐かしい代物だ。
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Img_5229_2上の 写真は、2本の計算尺で、それに刻まれている目盛りを左の写真に示す。

機械の設計をしていた1955年前後、強度計算などをする計算の道具として主として使われたのがこの計算尺や、タイガー計算機である。

計算尺の目盛りは対数目盛りになっていて、足し算をすれば掛け算の結果が出るようになっている。
Img_5232_2 例えば(12×15=180)は(12+15)として見れば答えが180と表示され、カーソルの赤線を該当数字に併せると、更に読みやすいように出来ている。左の写真はその例で、位取りは自分で決める。(写真は何れもクリックで拡大)

Tiger22 序にタイガー計算機(写真はネットより引用)についてふれておくと、これは例えば掛け算をしようとすれば、ハンドで被乗数をレバーで設定し、乗数をその数だけハンドルを前方または手前に回して計算するもので、一日計算をしていると肩が抜けるほど疲れた。

今は、子供でも簡単に持っている計算器が普及して、将に今昔の感がある。だからこんな古くさい計算尺の話をしても判って貰える人が少なくなった。

計算尺と言い、タイガー計算機といい、何れも青年時代の思い出を辿る縁の一つで、手垢の滲んだ計算尺は私にとっては懐かしい物の一つである。

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2007年3月12日 (月)

電子手帳

今は博物館物の電子手帳が手元にある。
   商品名   :電子手帳PA-X1
   メーカー名     :SHARP
   製造年月日:1991/2/3
   製造番号  :13017752
1_2 購入したのは 1991/4/29。
当時は珍しさも手伝って、住所録、電話帳、電卓、スケジュール表、一般メモ用等に主としてビジネス用に重宝に使った。
更にソフトの専用カードを替えれば、英和辞典を始め各種辞典、又遊びとしては占いや、自分のバイオリズムが判ったりして結構楽しめた。
例えば、昭和3(1928)年9月15日に生まれた人が、平成19(2007)年3月31日までに経過する日数は、当該数字を入れてやれば瞬時に28687日と回答してくれる。勿論閏年やら何やらは全て計算しての事。
今は当時入れたデータはそのまま残っていて、その内のほんの一部分を今も時折使っているし、時には上記のソフトで遊ぶ事もある。サイズはワイシャツのポケットにすっぽりと入る程度の愛すべき玩具である。
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写真は電子手帳を開いたところで専用ソフトを一部引き出した状態と、ソフトの一例を示す。

因みに電子手帳に就いて Wikipedia の紹介記事から適当に抜粋してみると、
電子手帳でんしてちょう)とは、筆記具で記入し管理する手帳の持つ機能を、専用に設計された電子機器で代用し機能的な付加価値を付けた製品。1980年代から1990年代に掛けて盛んにビジネスマン向けの製品が発売された。」
「電子手帳は1983年カシオ計算機が、1984年シャープが相次いで発売、当初は住所録として、電話番号と名前を(カタカナ)で入力、あとはLSI回路プログラム(素朴なコンピュータである)が50音で自動的にソートしてくれるというものだった。1980年代末には、かな入力・漢字変換可能な機種が一般的となった。」

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