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2015年12月31日 (木)

一期一会

今日は2015年12月31日 。
今日で2015年も終わる。
201512311031000 写真は、浜松北郵便局の31日10時30分の一風景である。配達用の赤いオートバイがずらりと並んでいた。

今日までの数日を含めて、来年の1月初旬にかけて郵便局の最繁忙期となる。

慌しい年末年始にかけていつも思い出すのは、「一期一会」という言葉である。広辞苑によれば「生涯にただ一度まみえること」「一生に一度限りであること」とある。
私には将にその通りの一期一会の懐かしい人が居る。

或る出会い、 続、或る出会い、 再度、或る出会い美しい文章と挿絵の本等に記した様に、2007年11月28日に小諸の懐古園で出会った太田さんである。
 太田さんと、遇ったのは将にこの一回だけでついにその後お会いすることなく過ぎた。しかしお会いして以後も旅行記を始め、時局に対する的確なご意見をエッセイ集にまとめられたご著書を何冊か頂いた。そしてお互いに意見交換など何回もした懐かしい友である。

年末年始の今、太田さんのことを思い出すと、世の中には色々な出会いがあるが、将に太田さんとの出会いこそは「一期一会」であったと思う。

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コメント

毎年暮れになると、小津安二郎の映画「麦秋」をよく思い出すのですが、「一期一会」を拝読して、年の瀬にあの映画のそよぐ麦を観るのと、同じような感懐を持ちました。

俳人の眼というものは、第一に宇宙を捨象する知性なのだろうか、と思います。「一期一会」以外の一つ一つの記事から、Alps様の視点がまさしくその俳人の眼であると思いますが、加えて「なんじゃもんじゃ」、「青胡桃」、「金木犀」等の記事からは温かい慈しみ、「満蒙開拓平和記念館」からは人間の条件に至るまでの深い凝視を、特に感じるように思いました。

そのような知性や感性は、自分の周りを気を付けて観るだけでは身に付かないように思います。
一つの事象を通し自分と対象との関係を突き詰めて表現する事の積み重ねで養われていく物なのだろうか、と賛嘆の思いで今年も拝読致しました。

もう一度こちらの一年の記事を拝読し、どんな時にも自分自身の鍛錬を怠ってはいけないという思いを新たにしながら、新年を迎えます。

来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。


Paillette

投稿: Paillette | 2015年12月31日 (木) 19時52分

Paillette様
 明けましておめでとう御座います。
旧年末の弊記事「一期一会」に絡み、ご懇切なご意見をお寄せ下さいまして有難う御座います。そればかりか弊記事の殆どにお眼を通していただきまして恐縮です。
 最近の弊ブログは月に一回ペースに落ち込んでいますが宜しかったら今後もお眼を通して頂き、時に適切なご意見を賜れば嬉しいです。
 どうぞ今年も、宜しく御願いいたします。
 終わりにPaillette様のご健勝とご多幸をお祈り致します。

投稿: Alps | 2016年1月 6日 (水) 21時58分

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