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2015年8月31日 (月)

洗鯉

信州の佐久は鯉の養殖でも有名で昔、長野の生家に母が健在だった頃は、私たちが行くと言えばきっと「鯉こく」を用意して待っていてくれた。骨まで軟らかくなるまで煮詰めてくれたので美味しくて、それが生家を訪問するときの楽しみの一つでもあった。

鯉こくと共に、洗鯉(あらいごい)と言えば矢張り佐久の洗鯉であろう。

Photo 刺身より薄身に削いで、氷を浮かした冷水で洗って身をしめたものを、辛子味噌や山葵醤油をつけて食べる。だから川魚の臭みなどはまったくない。
今度頂いた洗鯉も、大皿に見事に盛り付けられ、食べる前から涼味を誘う。勿論美味しさは見た目以上に抜群である。 

  紅すこし走りて鯉の洗ひかな   伊藤宇太子

俳句では「洗鯉」は当然夏の季語で、今度食べ終わった大皿も又年季の入った立派な皿だった。

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