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2013年8月 8日 (木)

懐かしき同士達

暦の上では昨日(7日)が立秋。しかし、このところ猛暑の毎日が続いていて実感としての秋はまだまだ先にある。

そんな今日、思いがけず昔の同士A氏より一通の手紙が送られてきた。

『この度、高雄山葉の写真をめくっていたら、苦労をともにした仲間全員の写真が目にとまったので、「思い出」として現代風にアレンジして見ました。
写真を見て少しでも当時を懐かしく思って頂ければ幸いに思います。』との書面に添えて一枚の写真が添えられていた。

昭和46年7月7日に撮ったもので、エレクトーン生産に関わった幹部同士が顔を並べている。

当時Y社は台湾の高雄に工場を持ち、エレクトーンの部品である「束線」を作っていた。
何事によらず新たに仕事を始める時には、予想もしなかった困難が付きまとうものである。況して外国で言葉や慣習や価値観を異にする人たちに仕事を教え指導するのは大変なことで、本社から見れば出来て当たり前と言った気分の中で現地に派遣された人達の苦労は大変だっただろう。

あれから42年。あっというまに経過した。あの当時の写真が今、目の前にある。懐旧の念一入である。
当時は高度成長の真只中にあった。外地各地に工場が建設された。企業戦士たちにとっては腕の振るい場であったと共に苦労が付きまとった。海外出張が多かったことも頷ける。

今、当時の写真を目の前にすると、当時の光景が髣髴と眼前に浮かび上がる。
人生は出会い」である。写真の人々も私にとっては大切な同士達であり、その出会いをこれからも大切にして行きたい。

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コメント

経験した事がない程暑い今夏、記事を拝読して時間が止まりました。

出会いを繋げて人生を作る為には、自分自身の能力と、出会いにより培って来た視野、心情の、幅、奥行きの深さ両方がなければいけないと思いました。
Alps様の俳句は、御趣味というより、お仕事や人々との関わりを巡り、道に繋がる行の集大成でもあるので、お若い日々の充実した時間が輝いているのだと感じます。お写真には、人生の一瞬と永遠が刻まれているように想像致します。

これまでの挫折を動機に変える道を探りたく、一つ前の「ひぐらし」の記事とよく読み併せて、来し方行く末を慎重に考える時間を持ちたく思います。

投稿: Paillette | 2013年8月14日 (水) 19時20分

Paillette様
いつも心温まるコメントをお寄せ下さいまして有難う御座います。
老人の身には年々夏の暑さが応えます。特に今年の暑さは又一入です。

Paillette様のコメントを拝読して、ここまで深く読んで下さっているのかといつも感動しています。有難う御座います。

本記事は忘却の淵に消え去ろうとしている若き日の思い出に炬火を点してくれ、改めて良い同士に恵まれたことに感謝し、人生は出会いであるとしみじみと思いました。

投稿: Alps | 2013年8月15日 (木) 10時24分

思いがけずお優しい御返信のコメントを頂戴致しまして、嬉しく拝読致して居ります。有難うございました。
私は無能な中年の一主婦に過ぎず、これまで周囲、他者に何の還元も出来ずに居ります。が、敗戦から六十八年目の八月、大勢の亡くなった方々の上に自分の存在、生活がある事を思いながら、もう一度、Alps様の記事を読み返し、自分の進むべき道を模索致します。

今後共、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

投稿: Paillette | 2013年8月18日 (日) 21時18分

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