« 職責 | トップページ | わりのあわない世代 »

2012年1月27日 (金)

今も残る民族の病

佐久間象川氏が、「武野・武治氏の生き方」を捉えて記事を書いている。
その記事を読んで思い出すことがある。

1976年1月3日付けの朝日新聞のコラムに、むのたけじ 今も残る民族の病」 が掲載されていた。内容をスクラップから書き出してみる。

『50年間未解決のままひきずってきた「日本民族の病」がある。
或る中国人ジャーナリストが戦時中指摘した。「都合の良いときは本質を考えず、都合の悪い時は考える余裕がない」と。その通りだった。
戦争中に全身を汚した人物がいま胸を張って大手を振って生きている。
判断力をなくして戦争に加わった民族はいま又、判断力を欠く。戦争に罪を感じ人生を変えた純粋な人は多い。
だが個人的な完結に終わって大きな力にはならなかった。
「民族の病」は今も深々と食い込んでいる。』 と書かれていた。

この記事は今から30余年前に書かれたものだが、今、読み直してみても矛盾を感じない。
過日、太田秀興氏より東北大震災に絡む問題まで含めて貴重なご意見を頂いたが、そのご意見も、象川氏のご意見と相通じるものがあり、上記、むのたけじ氏の論を彷彿とさせる。

|

« 職責 | トップページ | わりのあわない世代 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/99342/53838621

この記事へのトラックバック一覧です: 今も残る民族の病:

» 武野・武治 [佐久間象川]
今年の新年の感想、いや日本が大変な目に遭った昨年の   年末の感想、を我々の老人仲間たちが語るのを聞いて   いると、一つの共通な思いが滲み出ているのに気付く。 戦中、戦後にそれぞれの職分で働いてきた結果が   現在の21世紀を迎えた日本の姿であることに、   「こんな筈ではなかった」との思い     を抱いていることである。... [続きを読む]

受信: 2012年1月28日 (土) 01時56分

« 職責 | トップページ | わりのあわない世代 »