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2011年8月 6日 (土)

虫送り

虫送りとは、晩夏から初秋、農作、特に稲作の害虫を追いやる行事。イナゴ・ウンカ・ズイムシなど稲の害虫を駆除する願いを込め、害虫の悪霊を村から追い出すために行う。村人や子供たちが集まり、松明を点し人形を押したて、鳴り物を鳴らし「稲虫、送らんか」などと囃しながら木の枝で地面を叩くなどして、村境の山、川、海へ虫を追い立てる』と、歳時記には載っている。

Mさんから、8月5日の夜8時から、浜松市金折町で虫送りの神事が行われるから良かったら見に来ませんかとお誘いを受けた。
このような素朴な行事が今も続いているのは珍しい。
神事は女禰宜さまの祝詞から始まり、終わると杉と竹と藁から出来た舟形に津島神社の神札が載せられ(写真)それを先頭に、大松明約60本が次々と1km先の磧まで続く。
Photo 大松明は麦殻を束ねて作られ、その先を大篝から点火したものを、一人一本づつ抱え、束ねた所まで火が燃えてくると束ねた藁を解き、火勢をそのまま保ちながら安間川の磧まで運ぶ。
Img_2055 最近は麦を作ることが少なくなったので、麦殻を集めるのに苦労しているとは祭役員の話で、それでも約60本の大松明は写真のように抱えられて続く。磧までの道筋には消防団も満を持して待機している。

静岡県では他に岡部町あたりでも続けられているようだが、維持が段々難かしくなってきているようだ。
自然に対する畏敬の念を忘れない為にもこれからも存続させたい行事の一つでもある。

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