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2011年7月18日 (月)

山の男たち

信州の山中に暮らす知人の根岸利夫氏の家には、ホールドと呼ばれる部品を組み合わして作った登攀練習用の壁がある。Img_1769 彼は欧州三大北壁のうち、アイガーを除く、マッターホルンとグランド・ジョラス北壁を登攀した日登(日本登攀者クラブ)の猛者である。今はもう登らないがそれでも普段時間があると訓練を欠かさない。此処へは良く嘗てラインホルトメスナーと並び世界最強クライマーと呼ばれた山野井夫妻や、日登の猛者たちがやってくる。
最近も山野井氏がやってきてこの壁で遊んで帰ったという。写真はその時の模様である。
1 彼が楽しんでいるのを二階から猫が見ているのが面白い。この猫はこの家のご主人に似て、登攀者宜しく垂直の階段を自由に上ったり下りたりする特技の持ち主である。
彼らは何時も体を鍛えている。8000m級の山に登る前には各地の岩場で練習し、且つ現場でも途中の高所でビバークして体を高所に慣れさせてから一挙に登る。
そのような陰の努力を知らない人が多いのではないか。

私は嘗て1960年代に海外出張の途中、モンブランへロープウェーで行こうと思いシャモニーで一泊したが翌日は風が強くロープウェーは運行中止となってしまった。その話を根岸氏にしたらあのロープウェーで標高1030mのシャモニーから一挙に3800mも上った時に高山病にやられる人が多かったと言う。若しあの時に上っていたら私は大丈夫だったかと聞かれたら自信がない。それでも今でも運行中止は残念だったと思っている。

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