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2011年4月22日 (金)

妻籠宿

友人からの誘いもあり、私も体調が回復したので不動温泉一泊の旅行に夫婦共々参加した。153号線で飯田経由長野方面へは過去何十回となく通っているが、飯田の手前153号線から左に入った所の昼神温泉は良く知っているのに、153号線脇にある不動温泉は迂闊にも知らなかった。
友人の知り合いが、その不動温泉で旅館を経営しているので其処に一泊する。
妻籠宿、木地師の里等を経て温泉に着く。

妻籠宿は、ウィークデーとは言いながら閑散としていた。
東日本大震災の影響から海外からの観光客が減っていると聞いた。Img_1175_2 前回来た時も同じ季節の頃のウィークデーだったが、中国人や韓国人と思しき人たちが多勢見えて、あの店この店と賑やかだった。しかし今回は状況ががらりと変わっていた。
今度の大震災の影響がこんな所にこんな形で現れているとは予想外だった。

宿場道の脇には絵を描いている人がいる。一般に人が絵を描く場所はその宿場の中でも普通は景色の良い所と思ってよい。

Photo_3 通りかかったおばさんの背中に着ている物を、知人が聞いたら、「ねこ」というものだという。
「ねこ」を広辞苑で引いてみると「ねこだ」を引けとある。
「ねこだ」を引いてみると「ねこだとは藁縄を編んで作った大形のむしろ、また、背負い袋。背負籠の下に当てる藁製の背当てをもいう。ねこがいねこ。」と記されている。
私にもこの「ねこ」には遠い記憶がある。
その「ねこだ」の形を生かして、防寒用の衣類として作ったものらしい。写真のおばさんの背当てがそれで、そう言えば、各お店の人たちが着ているのを見て矢張り、寒冷の地ではその地に合ったものを作って使うものだと感心した。

知人がその「ねこ」を買いたいと言ったら、おばさんは直ぐ一軒の店に案内してくれた。知人と一緒に私も買って今愛用しているが、軽くて着ているのかどうか判らないのに背中が温かい。
おばさんは、「私のお店はあそこだから寄って下さい」と言って出て行った。勿論、その後その店へも寄ったが、こうしてお互いに商売も助け合ってやっているのだなあと温かいものを感じた。
    里人のねこだ身に付く花馬酔木

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