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2011年1月 4日 (火)

年頭所感

年頭に当たり、思い出す好きな詩がある。

サムエル・ウルマン(Samuel Ullman)の詩の中の一つに「青春」と題する詩がある。

一見、単純、無邪気とも言えるエロスの世界にも映るのだが、ウルマンの他の詩を読んでみると、彼の心にも深いタナトスのひだがあったことを感じる。だからこの詩は、人々の心を捉え、人々に勇気を与えてくれる。

以下に、松永安左エ門訳と伝えられる「青春」の詩の抜粋を紹介する。

青春とは人生の或る期間を言うのではなく心の様相を言うのだ(Youth is not a time of life;it is a state of mind.)。
逞しき意志、優れた創造力、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ。

年を重ねただけで人は老いない
理想を失う時に初めて老いがくる。歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ。(中略)

人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる。
人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる。
希望ある限り若く  失望と共に老い朽ちる。』

「青春」は、我々の胸奥に深く秘められ、適切な言葉とならない想いを歌い上げ、いつか夢に見たが言い得ない感情を揺さぶる。

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