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2009年6月 7日 (日)

富士山静岡空港

6月4日、富士山静岡空港が開港した。

紆余曲折して今回の開港となったが、当初2000年開港予定が、2003、2006年と延期され漸く2009年3月開港の運びとなったところで信じられない事態が判明した。
滑走路延長上に立木があって計画通りの運行は航空法上不可ということになった。今頃になってのこの事態に唖然とし、その杜撰さにあきれ果てた。その結果は当の責任者である石川知事の辞職と引き換えに、地権者が立木を除去することで、暫定滑走路によって今回の開港となった。
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写真は1番機のJALが福岡へ飛び立つところ(静岡新聞より)であるが、その華々しさとは裏腹に多くの問題を抱えての開港となった。

静岡県は県内に6駅を抱える新幹線が走り、東名高速路が走り、更には第2東名工事が急速に進められている。西へ行くにも東へ行くにも便利は良い。
しかし静岡空港へのアクセスは、浜松駅と静岡駅からの直通バスか、在来線の最寄の駅からのバスかタクシー以外には、直接車で行く方法しかなく、必ずしも便利とはいえない。

東には羽田空港があり、沼津以東は静岡空港より羽田空港の方が便利であり、西にはセントレア(中部国際空港)があって豊橋以西はその方が便利である。
そんな時、なぜこの地に空港が必要なのかとの意見が多く、立木の問題などもその現れの一端である。

静岡県西部には、ヤマハ・ヤマハ発動機・鈴木自動車・本田技研等世界的な企業がある。当然それにまつわる関連企業もあるが、それらを考慮しても、開港前からこの空港の経済的な問題が取り沙汰されているし、地理的問題としても、気象的な影響を受けやすいところにあることも問題視されている。

計画時点での需要予測や空港の運営状況などの現実問題を考えると、県民にとっては諸手を挙げて開港を祝福する感じでないことは確かである。

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» どうしても直らないNHK [二人のピアニストに思う]
Alpsさんのブログ:   ▲富士山静岡空港 を読んで、富士山静岡空港の開港となった経緯を初めて知った。 責任者である石川知事の辞職と引き換えに、地権者が立木を除去することで、富士山静岡空港の開港となった、という話は新聞でも、テレビでも報道されていたから、何か問題があったことは想像できたが、その問題の中味は全く知らなかった。 新聞については、私の購読するM紙が書かなかったけれど、他のしっかりした新聞では報道されていたかもしれない。 もしもそうならば、その様な新聞、M紙を取っている私の責任である... [続きを読む]

受信: 2009年6月 9日 (火) 07時07分

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