« 善光寺ご開帳 | トップページ | 合同句集「初生」 »

2009年5月12日 (火)

羊の毛刈り

朝のローカル放送で浜松動物園で羊の毛刈りをすると聞いて、予定変更して急遽出かけることにした。聞いてはいたが見たことが無い。
歳時記によると『4月か5月頃が多い。かつての日本では(特に敗戦後)、羊が多く飼われていた。その後、経済発展と輸入ウールの影響で飼育頭数は激減。現在は羊の毛を刈る場面を実際に目に出来るのは、観光地やある種のパフォーマンスとしてのものに限られる。』と、ある。

浜松動物園で飼育する羊は、英国原産のサフォーク種のモカ(雌4歳)、ヒカル(雄7歳)、ベス(雌7歳)の3頭。
同園内の「ふれあい広場」の一角で行われた。
そばに20歳代の可愛いい女の子も居たので係員の一人かと思って聞いてみたら、獣医だった。考えて見たら動物園だから獣医がいるのは当たり前のことだが、まさかこの若さの可愛いい獣医がいるとは想像していなかった。
2
同園職員5人が一組となって、頭・前足・後足・背中等を押さえ込んで、1頭づづ電気バリカンや鋏などで慎重に刈り取ってゆく。一寸傷ついた箇所は、獣医がすかさず消毒し薬を塗って縫合してゆく。
上の写真で刈っているのは、若い獣医で手つきも堂に入っている。1.5時間程で作業は終了する。
Photo_3  刈られている内にも時々ピクピクと動くが大概は観念して大人しくしている。
刈られた羊は、涼しげな姿へ衣替えして、軽くなった体一杯に力を漲らせて走り去る。

久しく動物園には行っていなかったが、羊の毛を刈る光景を見ながら此処にも、一所懸命に働いている人たちが居るのを知って頼もしくなった。
殊に若い女の獣医が此処に働いているのを見て、考えれば当たり前のことながら感心した。
羊の毛を刈る光景を見ることが出来た以上に、仄々としたものを感じて帰った。

|

« 善光寺ご開帳 | トップページ | 合同句集「初生」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/99342/44990883

この記事へのトラックバック一覧です: 羊の毛刈り:

« 善光寺ご開帳 | トップページ | 合同句集「初生」 »