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2009年1月12日 (月)

初日の出

朝の早いのには弱いが、今年は思い立って初日の出を見に行った。
と言っても出を見る人の殺到するような場所ではない。三方原台地の縁の見晴らしの良い場所から、10人そこそこの見知らぬ人達と一緒に、遠州平野を通して見遥かす磐田原大地からの初日の出を拝んだ。
Img_5861
新年になってからもう10日も経った今頃こんな記事を出すのには、それなりの理由があるが、とにかく初日の出を拝した時に瞬間的に感じた印象は、
    天地(あめつち)の始めもかくや初日の出
である。何の脈絡もなく、天地創造などといった神々の昔もこのようだったのかなとの想いが、一瞬頭の中を駆け抜けた。
次第に空が赤みを増してきて一閃の光芒が走ったかと思うと見る間に光が闇を追い落としてゆく光景は感動的だった。

旧友Y氏は2000年の最後の入日を、太平洋上で拝した感動を記したことがある。20世紀が終わり、21世紀の幕開けを、生きて迎えることの出来る幸せを私もその記事からしみじみと感じた。
亡くなった友人H氏とは、ハワイのマウイ島から母国の方に沈む入日を、また日向灘の彼方から上がる日の出を拝した時の感動を今もまざまざと思い起こす。

入日は感傷を、日の出は活力を感じさせる。
2009年の初日は一朶の雲もない空に神々しかった。

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