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2008年10月 6日 (月)

海坂創刊750号記念

遠州地方を拠点に幅広く俳句活動をしている俳誌に「海坂(うなさか)」がある。本年10月号は、創刊750号記念号となる。一口に750号といっても実に60有余年の歴史を持つことになる。

750 同誌の平賀扶人主宰によれば『「海坂」誕生の源流は、昭和21年6月、当時二俣町に疎開していた久野仙雨医学博士を中心に結成された俳誌「あやめ」に由来する。指導者は仙雨と羽公。編集、発行を沖青魚が担当、46版110ページの謄写印刷であった。昭和22年8月より瓜人も選者に加わり、活版印刷となった。現在の「海坂」に改められたのは昭和25年1月号からであり、表紙も雄渾な筆致の瓜人画か飾る事となった。爾来歳月を重ね、此処に創刊750号を迎えるに至った。云々』とある。

俳誌「海坂」は、百合山羽公、相生垣瓜人両蛇笏賞作家の共主宰の形で運営され、以後現在まで引き継がれ多くのすぐれた俳人を輩出している。

海坂と言えば何処かで耳にした方も大勢いらっしゃるだろうと思う。そう、藤沢周平の時代小説に出るのが「海坂藩」である。
向井敏の「海坂藩の侍たち」によれば、『藤沢周平が庄内藩を模して工夫した架空の藩を海坂藩と名付けた由来は、その昔、彼が会員の一人として加わり、しきりに投句していた俳句雑誌が「海坂」と名乗っていたことから来ている。』とある。

俳誌「海坂」は、水原秋桜子創刊の「馬醉木(あしび)」系に属しているがその馬醉木も亦平成19年(2007年)6月号を以って、第1000号を迎えている。

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