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2008年10月20日 (月)

計算尺

机の引き出しの隅に、何十年も前に使った計算尺がひっそりと納まっている。今では滅多に見られなくなった懐かしい代物だ。
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Img_5229_2上の 写真は、2本の計算尺で、それに刻まれている目盛りを左の写真に示す。

機械の設計をしていた1955年前後、強度計算などをする計算の道具として主として使われたのがこの計算尺や、タイガー計算機である。

計算尺の目盛りは対数目盛りになっていて、足し算をすれば掛け算の結果が出るようになっている。
Img_5232_2 例えば(12×15=180)は(12+15)として見れば答えが180と表示され、カーソルの赤線を該当数字に併せると、更に読みやすいように出来ている。左の写真はその例で、位取りは自分で決める。(写真は何れもクリックで拡大)

Tiger22 序にタイガー計算機(写真はネットより引用)についてふれておくと、これは例えば掛け算をしようとすれば、ハンドで被乗数をレバーで設定し、乗数をその数だけハンドルを前方または手前に回して計算するもので、一日計算をしていると肩が抜けるほど疲れた。

今は、子供でも簡単に持っている計算器が普及して、将に今昔の感がある。だからこんな古くさい計算尺の話をしても判って貰える人が少なくなった。

計算尺と言い、タイガー計算機といい、何れも青年時代の思い出を辿る縁の一つで、手垢の滲んだ計算尺は私にとっては懐かしい物の一つである。

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コメント

初めまして。
計算尺の画像をお借りし、ブログに貼らせていただきました。

投稿: Tenn | 2013年7月24日 (水) 17時14分

計算尺に興味のある方がいらっしゃって嬉しい。
どうぞ像画像をお使い下さい。

投稿: Alps | 2013年8月 3日 (土) 09時57分

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