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2007年6月27日 (水)

株主総会

6月は各企業の株主総会が開催される月でもある。

今年の総会は一部の会社を除いて比較的平穏な総会になった所が多い中で、総会の目玉の一つは「企業防衛に関する対策や決議」がなされたことが挙げられる。Y社もその例に漏れない。Y社に限らず各社の対応内容は、夫々の事情によってまちまちだが目的は共通している。株主総会の内容も時代背景が色濃く滲んだものに変わってきている事を感じる。

余談だがY社の株主総会終了後、出席株主へのサービスの一環として、宮谷理香さん(1995年ショパンコンクール5位)のピアノ・ミニリサイタルが行われた。曲目は、
   ドビュッシー作曲  「月の光」
              「喜びの島」
   ショパン作曲    「幻想即興曲」
              ノクターン7番 嬰ハ短調
              エチュード5番 「黒鍵」
              エチュード12番 「革命」
で、株主総会の会場をそのまま使って行われた。会場はY社の技術棟の中のホールで音響効果も良く、曲目も馴染みやすいものが選ばれ、演奏も深味があって素晴らしかった。その上使用したピアノは新開発のフルコンサート・ピアノとあって出席者も堪能して帰ったのではないかと思う。

一般的に開催される演奏会とは異なって、このような場での演奏は格別な雰囲気がある。
「幻想即興曲」は、ショパンとジョルジュサンド、マジョルカ島を連想させてくれるし、「革命」は私の子供たちが随分弾き込んだ思い出の曲なので一層感銘を深くした。

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コメント

エントリーを拝見する度に、主題を外れた部分に関心がいってしまう私の悪癖は毎度だが、特に今回は、余談を見て、羨ましくて、仕方がない。
生まれ育った村にオルガンのある家が一軒あって、時々その家の外に行って、其処の子が弾くのを見ていた私。 高校時代に学校の講堂に夜間忍び込んでピアノに触り、バイエルも終わってないのに月光の曲にトライしていた私。 演奏会で、曲目の解説をしながら弾いてくれた原智恵子の演奏が忘れられない私。 ピアノを弾けないのに、ピアニストの名前を持つ私。 ショパンの足跡を見たいばかりに、イタリア船のクルーズに参加してマジョルカ島まで行った私。
・ ・ ・が、今回のエントリーで余談に集中して、羨ましくなるのは、仕方ないでしょう。
私も、もう少しお金持ちになって、Y社の株主になっておけばよかった。
それにつけても、「革命」を弾き込んだ子供さんも、幸せで羨ましい・ ・ ・と、オルガン一台の村で育った「ピアニスト」は、思うのです。

投稿: 二人のピアニスト | 2007年6月28日 (木) 05時11分

二人のピアニストさんからコメントを頂いて一遍に往時を懐かしく感慨を深くしました。
村の小学校にしかなかった足踏み式のリードオルガン。何年か後に篤志家からの寄付でピアノが搬送されて始めて演奏された時、足で踏まなくても音の出るピアノという楽器に驚嘆した事。
10数年後にその楽器に縁のある職に就いた事。一生住む心算でもなかった浜松に住みついてしまった事。自分に果たせなかった夢の一部をと子供にピアノを習わせたもののピアノが買えず、当分は足踏み式のオルガンで我慢させた時の事。
   往時はや夢のかなたや走馬灯
洗濯板で家中の洗濯をした母に洗濯機があったらどんなに喜んだであろうか。豊かな世に育ちながら次第に心を失ってゆく時代を、金子きみさんは「物が心を食う時代」と言っていたのを思い出す。

投稿: Alps | 2007年6月28日 (木) 09時26分

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