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2007年4月18日 (水)

世界遺産

富士山のある静岡県に住んではいるが、家からはよく晴れた日に富士山の天辺が漸く見える程度。裾野まで見はるかすことの出来る場所を新幹線や、車で通っても、頂上から裾野まで見える富士山にお目にかかる機会が少なかった。

所が3月下旬に日本平から久能山に行った時、全く僥倖にも裾野まで含めて富士山全容を見ることが出来た。秋とは違って春霞がかかっていたがそれでも充分だった。写真は当日の、日本平からの眺望である。
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遠望する富士山は矢張り美しい。
私が富士山の1合目から頂上まで歩きづめに歩いた時代は遥か昔のこと。今は5合目まで車で行きそこから登山の出来る時代となった。恵まれた時代と言ってよいのかどうか兎に角時代は変った。

役(えん)の行者の山岳信仰に依れば頂上は神の住む所。
其処へ今は夏ともなれば延々長蛇の列の登山者が登って、頂上は人で溢れる。
そんな中にあって一部の心無い連中の、山の神聖さを汚すような行為は、山登りのモラルに欠けるだけでなく、富士山を世界遺産に登録しようとする運動に水をさす行為としか思えない。富士山が世界遺産として適当であるか否かは別次元の問題である。

それにつけても、かつて北欧諸国へ出張した時の、道辺に塵一つなかった光景に感心し羨ましいと思ったことを思い出す。

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