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2007年4月 5日 (木)

黄砂降る

我が家の近くに桜が満開になると恰も花のトンネルのようになる名所がある。今月2日はそのトンネルは黄砂の空の下にあった。
      黄沙いまかの楼蘭を発つらむか   藤田湘子
    うつむきてひた行く驢馬や黄砂降る 坪井澄郎
   太陽を遠きものとし霾(よな)ぐもり  浅利恵子
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この日は一日中遠州地方は黄砂に覆われた。浜松に住みついてからこのかた、未だ嘗てこのような酷い黄砂に覆われた遠州地方を見たことが無い。
普段は近くに見える山も丘も、高層ビルも家も工場も全部霞んだ。本来なら浜松駅前のアクトタワーの展望レストランから見える筈の遠州灘も全く見えない。灰色一色の世界だった。
その翌日の3日は良く晴れた。細江の国民宿舎から望見する奥浜名湖や流入する都田川も、浜名湖を渡る東名大橋を往来する車までが見えた。寝釈迦山はその姿を優雅に見せてくれた。
Photo_23
そして4日は予期しない荒天に見舞われた。13時過ぎに突如起こった暴風と横殴りに吹き付ける霙に近い雨は冬に逆戻りの感があった。それはたかだか30分ほどの出来事だったが干していた蒲団を濡らした家もあった。風雨が止んだ後も青空と厚い雲とが交互に空を占める変りやすい天気となり、前日(3日)の陽気が嘘のように寒風が荒れた。

矢張り異常気象と言っても良いのではないか。そう言えば台風時と同じく気圧が1000hpを割ってしまう日が時々ある。そんな日は決まって強風が吹き荒れる。

これでは花もおちおち安心して咲いても居れない。
   

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