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2007年2月28日 (水)

歳々年々

 年々歳々花相似(年々歳々花相似たり)
又巡って来た春。「白木蓮が咲いたから卒業式だね」と言ったのは数年前までのこと。このごろは少し様子が違ってきた。去年は啓蟄が過ぎた頃一斉に咲いた。今年は2月末に一斉に咲いた。
花はどのように季節を感じ取るかは知らないが、常夏のハワイなどでも花は、ちゃんと季節を感じ取ってその時々の花を咲かせる。
花は毎年同じように咲いて人を楽しませる。或いは人によっては切ない想いを抱く人も居る。それでも花は決まって咲く。
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 歳々年々人不同(歳々年々人同じからず)
毎年同じように咲く花を見る人は、毎年違った感慨を以って花を見上げる。
木蓮に寄せる想いも人夫々。木蓮を詠った俳人の感慨も亦同じ。

浜松に農経高校という名の高校があったが、他の高校と統合して廃校になった。その跡地はあっと言う間に更地となってしまって其処に残ったのは河津桜と呼ばれる桜が今を盛りと咲いている。
    落花霏々更地となりし母校跡
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農経高校出身者や関係者はどんな想いで花を見つめている事だろう。

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コメント

私は農経高校の卒業生です。
母校がなくなってしまったのはすごく寂しいけれど、
残った河津桜を今でも多くの方が見守ってくれている
のは嬉しいですね。

投稿: 夏みかん | 2007年3月 3日 (土) 12時45分

母校が物理的に姿を消してしまうと言うのは、夏みかんさんの言われるように寂しい事と思います。でも河津桜が、母校のあった跡に毎年咲いて、かつてそこにあった母校を偲ぶ縁にもなり、心の拠り所にもなっているのが救いではないでしょうか。
夏みかんさんが、今どのようなお立場にいらっしゃるかは存じませんが、若しこれから父となり、母となるお立場であったなら、やがて生まれてくるお子さんたちに、そのような事をお話し頂くのも情操教育の一つになるのではないでしょうか。

投稿: Alps | 2007年3月 3日 (土) 20時54分

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