« 生きる | トップページ | 三方原合戦 »

2006年5月26日 (金)

光り苔

浜松のフラワーパークへ、今行けば「光り苔」が見られると、知人から連絡を受けたので行って見た。光り苔を見るのは勿論始めてのこと。

フラワーパーク内の”クリスタルパレス”と呼ばれる総ガラス張りの大温室の中の一隅に、大きな箱が置かれている。箱の一面に 30cm×5cm 程の蓋のついた窓が空けられていて普段は蓋は閉じられている。蓋を持ち上げて、そのスリットから箱の中を覗き込むと暗い箱の中に綺麗に光っている苔を見ることが出来る。

説明書に依ると「光り苔」は、
「①一科一属一種の小さなコケ植物で ②北半球に広く分布し、日本では中部以北に自生している ③生育場所は大木の根元に出来た小さな洞穴や岩穴で ④自生地の多くは天然記念物に指定されている ⑤今は絶滅危惧種に指定 されている」   と、ある。事実、富士5湖周辺の洞穴や八ヶ岳麓の唐沢鉱泉等には光苔が自生しているようだ。

箱の中に置かれている岩に付着している苔が見事な エメラルドグリーン の輝きを見せている。見た瞬間は、蛍かと思ったが、蛍のように瞬かない。じっと光っている。兎に角、光り苔が文字通り光っている幻想的な光景を始めて眼にした。
箱に入れているのは、昼間の明るい時にでも、その繊細な光を見ることが出来るようにしている為だろう。

エメラルドグリーンに光る訳に就いて、説明書きには、
「原糸体の一つ一つの細胞はレンズ状になっていて光を集めるのに役立っている。原糸体の中には葉緑素が含まれており、射し込む光の向きが変ると光合成が効率よく行えるように移動し並び変る。集められた光がこの葉緑素に反射してエメラルドグリーンに光る」 と、書かれている。原理は原理として兎に角綺麗だ。

|

« 生きる | トップページ | 三方原合戦 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/99342/10249529

この記事へのトラックバック一覧です: 光り苔:

« 生きる | トップページ | 三方原合戦 »