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2006年4月 6日 (木)

柳絮飛ぶ

「柳絮(りゅうじょ)飛ぶ」とは言い古された言葉だが、今まで見ても気づかなかったのか、気づいても柳絮とは思わなかったのか。ところが、先月の23日に偶然通りかかった池の邉で柳恕の飛ぶ前の姿を見つけた。

「春、柳が葉ののびない前に、暗紫色の花をつけ、実を結んで熟し、綿のような種子を飛ばす。柳絮である。風のない日も、静かに虚空に漂うさまは、春ののどかな趣である」と、日本大歳時記にある。

あれから2週間経った今日(4月6日)、行って見たらもう芽柳になっていて、柳恕は影もなかった。年々歳々同じものを見ていても感じ方の違うのも人間なら、心に陰影として留めるのも人間だ。

  吹くからに柳恕の天となりにけり  軽部烏頭子

  柳絮とび河原明るく穂高立つ    澤田 緑生

  月の夜の海なき国を柳恕とぶ   飯田 龍太

Ryuujyo

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