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2006年2月21日 (火)

吊し雛

3月ともなれば雛祭り。有名な稲取を始め、吊し雛の展示が各地で盛んに行われている。我が家でも、山ノ神が合間合間を縫っての1年半の労作を座敷に飾っている。

非常に華やかな感じだが、その由来を知ると思わず胸が熱くなる。吊してある飾りの一つ一つは、子の成長を願う心を、形に表したものと言う。

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由来の一端を、既発表のブログ記事から引用させて頂く。

 ※つるし飾りの由来と言い伝え

以前のパンフレットでは伊豆稲取に江戸時代に、九州の柳川地区から伝わったとされていますが、過去の文献等ではのつるしの飾り方等の相違多々あり、雛のつるし飾りの風習は、この稲取地区独特の雛飾りの様です。

過去の文献では山形の酒田地区の物は当時稲取が海上輸送の中継地になっていた為、柳川地区→稲取地区→酒田地区と伝わっていったと考えられていました。また江戸時代後期~明治初頭に稲取村より江戸に行儀見習を習得にいった娘さんが稲取に伝えたという説もあり最近の文献や当時の様子を記した書物などを考慮すると、どうやら江戸時代後期に江戸での線が濃厚なのかも知れません。

上記の様に様々な言い伝えありますが、この地区の古老のお話によると、江戸時代においては雛飾りを購入できるような裕福な家庭はまれで、せめて雛飾りの代わりに、愛する子供や孫の為に手作りの雛飾りで初節句を祝おうという、切ない親心から生まれたのが稲取の雛のつるし飾りまつりの発祥の由来と伝えられています

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コメント

  とても素晴らしいつるし雛ですね!!!!
今年も文芸館で、展示されているのでしょうか?ずいぶんと手間と時間をかけてつくりあげるので、一つ一つに願いも込められて愛情一杯のつるし雛です。また見に行きましょう!!

投稿: ルビーの指輪 | 2006年2月23日 (木) 22時44分

ルビーの指輪様 
コメント有難う御座います。
矢張り時間と根気の要る仕事でしょうね。由来のように形の一つ一つに意味があるようですね。
それに発端は雛飾りの買えない切ない親心の所産と聞くと、何か胸に迫るものを感じます。今は形骸化している感もありますが、時にはそんな事も考える心があっても良いのではないでしょうか。
文芸館で今は飾っていると思いますから、お問い合わせの上、行かれたら如何でしょうか。

投稿: Alps | 2006年2月23日 (木) 23時13分

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