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2006年2月 1日 (水)

氷燈籠

松本と上田の中間に鹿教湯(かけゆ)という温泉町がある。

毎年1月中旬から2月の節分前後まで、氷燈籠(写真上)と呼ぶ明りが、薬師堂や文殊堂(写真下)へ上る石段の各段の両端に点されるだけでなく、両堂を繋ぐ径やそこへ到る径にも灯が入る。氷燈籠は円筒形の氷の中をくり抜いて、夕方になると中に灯を入れる。堂に到る径は、深い谷に掛けられた屋根付きの橋を渡るがその橋の上にも点される。

koori-tourou

monjyudou

tourou-yakei 幻想的な光の芸術とも呼べる光景(写真左はその一部)は、訪れる人に深い感動を与え、多くの俳人も訪れ芭蕉句碑も建っている。

鹿教湯は、傷ついた鹿が湯に入ったら傷が治ってしまったという伝説めいた話から付けられた名前と聞く。

湯量が豊富で透き通っており、湯から出ると体全体がほかほかと暖かくなる。四季を通じてこの温泉を訪れる人は多いが特に、冬のこの季節には、温泉と氷燈籠の景を楽しみに来る人も多い。しかし一般的な温泉町の賑わいとは違って、この温泉をよく知っている客筋の多いのも特徴の一つだろう。それだけに、しっとりとした落着いた雰囲気を感じさせてくれる。

又付近には寺社や簡保の保養所もあり、無言館や別所温泉・信州の鎌倉と呼ばれる塩田平も近い。

私達は、老夫婦が経営する鄙びた旅館によく出かける。

節分には文殊堂で豆撒が行われるが、この堂では昔から一貫して「福は内、鬼も内」と言って豆を撒く。

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コメント

幻想的ですね、春には行かねばなりませんね。初生句会の行事部長殿よろしく。
                尚童

投稿: 尚童 | 2006年2月 3日 (金) 11時03分

気の合った連中で、機の合った時に、気負わずに、気楽に出かけて見ませんか。

投稿: Alps | 2006年2月 3日 (金) 21時08分

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