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2005年12月10日 (土)

犀ケ崖

戦国時代、武田、織田、徳川の古戦場として知られる三方原古戦場がある。今の浜松市三方原町を中心とする地区で、以下にその概要に就いてご紹介する。

三方原古戦場で、唯一特定出来る場所が、この犀ケ崖古戦場(現在は、浜松市鹿谷町)である。

 犀ケ崖と呼ばれる範囲は、はっきりしないが、この付近から下流約450㍍の間に、急な崖が連続している。しかし当時の崖の大きさや深さは今は、はっきりとはわからない。元亀3年(1572)12月、家康は三方原において武田信玄に一戦を挑んで大敗し、浜松城に逃げ帰ったがその夜、犀ケ崖付近で地理に暗い武田方を急襲して、この崖に追い落としたと伝えられる。崖上の宗円堂には、この戦による両軍の死者の霊が祀られており、付近には家康の身代わりとなって討死した夏目吉信の碑や、しんがりを務めて壮絶な討ち死をした本多忠真の碑が犀ケ崖を凝視するように立ちつくしている。崖の北には大島蓼太の「岩角に兜くだけて椿かな」の句碑が建っている。

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今に残る「犀ケ崖」の渓の一部

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大島蓼太の句碑「岩角に兜くたけて椿かな」

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