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2005年10月18日 (火)

白馬から戸隠へ

白馬村の松川に架かる橋から見た北アルプスは素晴らしい眺めだった。白馬鑓ケ岳・杓子岳・白馬岳と並ぶ山頂には未だ雪はなかった(写真)。

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鬼無里村(今は長野市鬼無里)に入る。鬼無里と書いて「きなさ」と読む。鬼無里の由来にからむ松巌寺には、「鬼の無い里」の謂れが綿々と綴られている。

松巌寺の本堂の天井は格天井になっていて、その各桝には絵と俳句が描かれていて豪華だ(写真)。本堂から少し離れて輪蔵式の経蔵があり又、山門とは別に鐘楼の下を通る事が出来る(写真)。

鬼無里や戸隠には、其れ相当の伝説や神話が残されているが平成の大合併でそれらの地名と共に、それらのものが失われている例が多いのも事実だ。寺の周囲にはまだ藁葺き屋根の民家が散見され山峡の風情を僅かに残している。

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goutenjyou こんな素朴な風景が開発とか合併とかの名のもとに、むざむざと失われて行くのを見るのは耐え難い。

話は飛ぶが、長野駅なども其の例に漏れない。長年、長野市民に愛された善光寺の形を模した駅舎が、新駅に其の影も見えなくなったのは返す返すも残念だった。せめて一部でも残しておいて欲しかった。

戸隠(戸隠村も今は長野市戸隠)では、中社の入口にある宿坊「極意」で本当に美味しい蕎麦を食べ、同行全員が満足した。宿坊の庭の木は既に紅葉半ばだった(写真)。流石に此処は団体客で賑わっていた。

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戸隠神社は、宝光社・中社・奥社と別れ、特に奥社には神話にある、手力男命が投げたとされる巨石「天の岩戸」がある。鬼無里も戸隠も夏には水芭蕉が素晴らしい。

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コメント

鬼無里 !! 六七年前の五月の連休に水芭蕉みに車ででかけました、現地には村のシャトルバスで入山しましたが、雪がまだたくさん残っていて、ゴム長靴をかりていきましたが、きれいでした。
 宿屋も昔の商人宿で、おばうちゃんの話では、昔は今みたいに道がよくなく、県庁のお役人や、商人たちも皆泊まりこみで村にはいってきたとか。観光旅館のようなお膳でなく、お婆ちゃん手づくりのご馳走でだったことをおもいだします。いまはどうなつたか。
 長野県鬼無では感じでませんね、鬼無村でないと。背広きた鬼がでそうで。

投稿: 尚童 | 2005年10月19日 (水) 19時36分

背広着た鬼とは面白いですね。実感が湧いてきます。
地方には所によって今も、仰るような旅館があって懐かしい。私達夫婦が毎年一回は行く、鹿教湯(かけゆ)の旅館は老夫婦が今も暖かく山の幸を並べて迎えてくれます。
こんな鄙びた旅館が次第に姿を消してゆくのは時代の流れと言ってしまえば其れまでだが一寸淋しい。

投稿: Alps | 2005年10月19日 (水) 23時29分

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